日本サッカー協会が2007年からユニホームなどに関し、8年総額160億円のスポンサー契約を結んでいるアディダス社との契約が15年3月で契約満了。その後釜にナイキ社が次期日本代表のスポンサーとして出馬していることが判明。
「その話はすすんでいます」(日本サッカー協会・大仁邦弥会長)。新スポンサーについて協会幹部らがトップシークレットで推進中だ。2007年に複数企業と8年総額240億円超で結んだ大型契約が15年3月で満了を迎え、新たなスポンサーとの関係構築を模索している。
そんな中、最も熾烈なバトルが展開されているのが日本代表の新ユニホームだ。現在は8年総額160億円でアディダス社と結んだ契約期間中で、背番号「10」でチームの“顔”を務めているのが香川。
もちろん、6月のW杯ブラジル大会では「日本の10番」として出場することは決定済みだが、問題はその後。
18年ロシア大会をにらんだ“新日本代表”と新スポンサーとの関係から、香川が背番号「10」の剥奪危機に直面するのだ。
これまで、日本代表の「10番」は“政治力学”で決まってきた経緯がある。W杯南アフリカ大会後、中村俊輔(横浜)が背負った“日本の10番”を新しく決める際には「10番がほしい」と公言していた本田圭佑(ACミラン)が有力だった。
その争奪戦ではスポンサーが絡んだ“政治力”が影響。最終的に自身がアディダス社と個人契約を結んでいた香川が10番を射止めた。
だが、アディダス社の契約満了を間近に控えた今は違う。「ナイキ社が猛然とプッシュしている」(協会関係者)状況で、アジアマーケティングの柱として日本協会に猛アタックをかけているという。
最近の欧州でもナイキ社が大攻勢中だ。今年から強豪イングランド代表が60年近く身につけていたアンブロ社製から同社製にスイッチ。
40年以上もアディダス社製を着用していたフランス代表も11年から7年半の契約で切り替えた。その契約金はアディダス社が払っていた額の約5倍、年間70億円という巨額なものだった。
日本協会への提示額も年間20億円とされていたアディダス社のものよりアップとなることは間違いなく、日本代表のユニホームが15年4月からナイキ社製にかわる可能性は高い。となれば、同社との縁が薄い香川は10番の剥奪危機に陥る。
ロシア大会が開催される18年には、香川は脂の乗り切った29歳。主力として君臨できるはずだが、背番号に関しては別の話。「日本の10番」を維持するためには、今後のマンU、そしてブラジル大会での活躍が、必須条件となる。
RANKING
マンU・香川、日本代表・背番号「10」剥奪危機 新スポンサー有力のナイキ社が…
http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20140422/soc1404221550001-n1.htm
引用元: ・【サッカー】NIKEが次期日本代表スポンサーに“猛アタック”・・・大仁会長「その話は進んでます」 アディダスの8年総額160億円よりアップか
価格:8,900円 |
RANKING / BLOGMURA / Twitter / Facebook
Amazon / Rakuten