コークスクリュー720
女子モーグル・フリースタイル女子モーグルの2人のヒロインが、そろって悔し涙を流した。上村愛子(26=北野建設)は、決勝で3Dエアのコークスクリュー720(写真)を決めながら5位。02年ソルトレークシティー五輪の6位から順位アップも、メダルにあと1歩及ばなかった。3大会連続メダルを狙った里谷多英(29)は15位に沈んだ。ほか日本勢は、伊藤みき(18)が決勝最下位の20位、畑中みゆき(30)は予選落ち。ジェニファー・ハイル(カナダ)が26・50で金メダルを獲得した。

 上村の表情が、次第に硬くなっていった。「自分の得点を見てやっぱりメダルはないと思った。ほかの選手のミスも神様にお願いできないし」。滑り終えた時点で2位だったが、残り4人のうち3人に抜かれた。金メダルのハイルがゴールに飛び込んだ瞬間、予選と同じ5位が決まった。

 こらえようとしても、涙が止まらない。報道陣の前でも目を潤ませながら「コークの出来はむちゃくちゃ良かった。(ターンで)ちょっとしたミスがあるのかな」と振り返った。この日のために磨いてきた第2エアのコークスクリュー720(斜め2回転)は十分な高さで決まった。ただしミドルのターンのライン取りが微妙に違った。上から左側のこぶにそれて、高野ヘッドコーチも「あのラインでスピードは出ない」と説明。エア得点は5・75で3位も、ターンは12・5で8位に沈んだ。

 トリノで、過去2回の五輪で味わった悔しさを晴らすはずだった。ともに里谷のメダル獲得で陰に隠れた。「周囲に背を向けられた気がして、寂しさに押しつぶされてしまった」。

 悔しさを晴らし、メダルを勝ち取るために04年の夏から3Dエアを練習した。ウオータージャンプで数え切れないほど水に飛び込み、雪上では恐怖心と闘った。また所属のマネジメント会社を中心にチームアイコを結成。母圭子さんもチームに加わり、この日も母のおにぎりを食べて出陣した。「小学生の時、ナイターが終わるまで滑って、ペンションのテーブルで食事をしている最中に眠り込んでいた。いつも母が抱き上げてベッドに運んでくれた。いつまでもあの時の気持ちでいたい」。1月に左ひざを痛めて緊急帰国した時も、母の励ましに涙した。

 「3度目の正直」はなかった。「長いなー。そろそろ(メダルを)もらえると思ったんだけど」と笑顔に戻って本音も漏らした。今後について「前はすぐトリノへの気持ちを切り替えたが、今は下の子のレベルも上がっている。でも愛子が選ばれるのなら、まだまだ滑っていたい」と現役続行を示唆した。19日に帰国し、地元白馬の温泉で疲れを癒やして、4年後のバンクーバー五輪へスタートを切る
母からの金メダル
 トリノの金メダルの代わりに母親と友人から、大きな手作り金メダルをプレゼントされると、我慢していた涙が一気に溢れる上村選手。
 試合後の番組でも、上村選手の顔はこわばっていた。やはりメダルに悔いが残ったのだろう。次は4年後のバンクーバー五輪ですか…
コーク720と言う最強の武器を持ってきただけに、ミスが悔やまれますね。
最初の上村選手のBlogにはどう書くのかな

上村愛子 トリノ五輪決勝


4年後のバンクーバー五輪にて、
金メダルを下げている愛子ちゃんを夢見て…
今はゆっくり休んで休養を…

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